平岡 拓晃
Hiroaki Hiraoka
競技:柔道
6歳から柔道を始め、高校3年生のインターハイで優勝、筑波大学へ進学し大学1年生ながら学生日本一に輝くと国際大会にも数多く選出され、次代のホープとして注目を集める。
卒業後は了徳寺学園に所属。2008年の北京オリンピックには、オリンピック3連覇中の野村忠宏氏を抑えて出場するが、1回戦敗退。その雪辱を果たすべく、後の世界選手権では3年連続でメダルを獲得、選抜体重別選手権大会でも5連覇を果たして、同級国内トップの座を一度も譲らず、ロンドンオリンピックへの出場を決め銀メダルを獲得した。
オリンピック後は階級を66kg級へと上げて全日本実業個人戦で優勝した他、筑波大学大学院・スポーツ医学の博士課程に進学して減量やコンディショニングについての研究を行っている。2016年3月に現役を引退。
引退後は全国で柔道教室などを行い、北京オリンピックでの経験をもとに「失敗と向き合うことの大切さ」を話す。また柔道の高い技術力は世界からも注目を集めており、アメリカ、シンガポール、ブータンなど世界各地でも柔道教室を行っている。スペシャルオリンピックスのドリームサポーターも務めており、知的障がいをもつ人たちがスポーツをする場、その成果を発揮できる場を提供するための活動を行っている。リオデジャネイロオリンピックから国内外の主要大会のテレビ放送では解説を務めており、技や試合展開の的確な解説が柔道ファンのみならず幅広い視聴者にも好評である。2018年4月より筑波大学 体育系 助教。
- 生年月日
- 1985年2月6日
- 出身地
- 広島県
- 競技
- 柔道
- 受けている仕事内容
- 講演, トークショー, イベント, 競技者向けクリニック, 広告
- 現在の職業
- スポーツ文化人, 解説者, 指導者