諸岡 奈央
Nao Morooka
競技:空手
形
東京2020オリンピックで新競技として採用された「空手」の形種目において世界のトップで活躍した経験を生かし、空手家として、そして一人の母親として空手道の素晴らしさを伝えている。
神奈川県横浜市の生まれ。3歳から空手を始める。
高校時代に個人登録で高体連の大会に出場し、インターハイ3年連続準優勝・全国高校選抜2連覇。高校2年の時に神奈川国体で少年女子形で優勝。その後、全日本空手道連盟ナショナルチーム入りを果たし、以後10年間連続して強化選手となる。
美しさと華やかさを併せ持つ形を演武し『形の妖精』と称された。大学時代には、全日本学生選手権4連覇という史上初の快挙を達成。2006年、第15回アジア競技大会(ドーハ)で国際大会初出場初優勝。2008年、国内最高位の大会である第36回全日本空手道選手権で念願の初優勝をし、これを最後に現役引退。
引退後も、イッセイ・ミヤケのパリコレのショーに出演、テレビCM出演など、「空手」を広く一般に認知させることに大きく貢献をした。
2010年に結婚・出産をし、現在は母として子育てに励みながら、地元の中学校での空手道の指導を精力的に努めている。
さらに、東京2020オリンピックで空手が新競技として採用され、関連イベントの出演などで、空手の持つ精神性の高さ、健康面の効果などを広く伝えている。
- 生年月日
- 1982年3月22日
- 出身地
- 神奈川県
- 競技
- 空手
- 受けている仕事内容
- トークショー, イベント, 体験教室
- 現在の職業
- スポーツ文化人, 指導者